「憧れのマイホームを建てたいけれどどんな費用がかかるんだろう」
注文住宅でおそらく1番不安にある費用ですが、何にいくらぐらい必要なのか心配ですよね。
そこで今回は、注文住宅の諸費用とその内訳について詳細に解説します。
□諸費用とその内訳について
注文住宅の諸費用は総額の約10%です。
建物本体工事費が約70%、付帯工事費や別途工事費が20%を占めています。
諸費用は大きく分けて、土地購入時、家の新築建設時、住宅ローン利用時の3段階で支払いが必要です。
土地を購入する際にかかる諸費用は、「印紙税」、「登録免許税」、「不動産取引税」、「仲介手数料」、「司法書士報酬」の5種類です。
次に、家を新築する時にかかる諸費用は、9種類あります。
「建築確認申請費用」、「ライフラインの引き込み工事」、「印紙税」、「地盤調査費用」、「登録免許税」、「司法書士報酬」、「建築設計費」、「不動産所得税」、「地鎮祭等にかかる費用」です。
そして住宅ローンの利用には、「印紙税」、「司法書士報酬」、「ローン保証料」、「ローンにかかる手数料と利息」、「登録免許税」、「火災・地震保険料」、「団体信用生命保険料」の7つの諸費用がかかります。
□詳細な諸費用について
*土地購入にかかる諸費用
1つ目は、税金です。
土地の売買契約に課税される印紙税は最低2000円、不動産を取得したときに課せられる不動産所得税は原則4%減税されます。
2つ目は、登記費用です。
土地を購入する際必要で、固定資産税評価額の2%を納めます。
3つ目は、仲介手数料です。
不動産会社の仲介があった場合にかかる費用で、400万円を超える場合、購入額の3%に6万円と消費税を足した額が上限額です。
*新築工事にかかる諸費用
地盤捜査費用は約5万円、建築確認申請費用は約3万円が相場です。
ライフラインの引き込み工事費用は、上下水道が約30〜100万円、都市ガスが約10〜20万円程度です。
設計監理費は本体工事費に含まれている場合がほとんどで、地鎮祭にかかる費用は約3〜4万円が相場です。
*住宅ローンにかかる諸費用
住宅ローンを借りる際に作成する借貸契約書と送付する印紙税は、最低2000円かかります。
金融機関に支払う手数料として、融資手数料が融資金額の約1〜3%かかる場合があり、連帯保証人をつけない場合は、ローン保証金の支払いも必要です。
□まとめ
注文住宅にかかる諸費用を、土地購入時、施工時、住宅ローン利用時の3段階に分けて解説しました。
予算以上の思わぬ出費にならないよう、事前に必要な費用の種類を知っておくことが大切です。
当社では中立公正な専門家による住宅ローンや住宅購入後の生活資金に関するサポートを行っておりますので、気軽にお電話やオンラインにてご相談ください。
吉原 健壹
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