コロナ禍により、家にいる時間が増えた昨今、家での過ごし方が生活の質に直接関わるようになってきています。

これから注文住宅の家づくりを考えている人におすすめなのが、インナーテラスの導入です。

家づくりに入る前に、メリットとデメリットについて知っておきましょう。

今回は、インナーテラスとは何かについて紹介します。

□インナーテラスとは

インナーテラスは、屋内や半屋外にあるテラスのことです。

テラスは完全なエクステリアですが、インナーテラスは家の中に近い環境で天候に関係なく屋外の気持ち良さを味わえます。

また、第2のリビングとも言われ、リビングと同じように家族とたくさんの時間を過ごせるリラックス空間としての側面もあります。

最近はコロナ禍でおうち時間の重要性が上がっていますが、家にいながらでも外にいるかのような開放感や雰囲気を味わえるため、人気が急上昇中の設備の1つとなっています。

屋内テラスの活用

□メリット・デメリットについて

*メリット

1つ目は、家の中で外の空間を楽しめることです。

屋根があるため、雨や日光を気にすることなく快適に過ごせます。

また、室内空間と接続することで、より広い開放感を得られます。

テーブルやソファを出してリビング・ダイニングと繋げるという使い方もできます。

2つ目は、様々な用途で使えることです。

テレワークのスペースとしても、DIYの作業場としても、リビングの延長としても、様々な目的で使えます。

外であれば虫や土汚れ、天気など気になる要素が多いですが、いつでも様々な用途で使えるのは魅力的です。

*デメリット

1つ目は、コストが高くなることです。

テラスなので外構として見られると思いがちですが、工事の種類としては、住宅の本体工事に該当するため、どうしてもかかるコストが高くなる傾向があります。

ただし、室内空間ほど高くなるわけではありません。

室内の坪単価のおよそ半分くらいが目安となるでしょう。

2つ目は、建築面積に含まれる場合があることです。

バルコニーとは違い、プランによっては建築面積に含まれる可能性があります。

□まとめ

今回は、インナーテラスとは何かや、メリットとデメリットを紹介しました。

インナーテラスは、屋内のテラスであり、家の中で外の空間を楽しめることや趣味や仕事場、リビングの延長など様々な用途で使えることがメリットです。

一方で、コストが比較的高くなること、テラス部分が建築面積に含まれる可能性があるというデメリットもあるので注意しましょう。

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吉原 健壹

吉原 健壹

住まいるラボ株式会社代表取締役 マイホーム購入を中立の立場でサポートする専門家。 資金、建築会社選びから風水についてまで、累計1000件以上のマイホーム相談を実施した経験を元に、「見学会には行かなくていい」などといった独自の理論で業界平均以上の満足度を実現。
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住まいるラボ株式会社代表取締役 マイホーム購入を中立の立場でサポートする専門家。 資金、建築会社選びから風水についてまで、累計1000件以上のマイホーム相談を実施した経験を元に、「見学会には行かなくていい」などといった独自の理論で業界平均以上の満足度を実現。

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