住宅のブランドとして、「セキスイハイム」という言葉を聞いたことがある人は多いのではないでしょうか。
このセキスイハイムは、どのような家づくりをしているのでしょうか。
また、冬場の寒い時期でも耐えられるような構造をしているかについても、家を建てる上で押さえておきたいポイントです。
今回は、セキスイハイムの家の特徴や寒いのかどうかについて紹介します。

□セキスイハイムの家の特徴とは

セキスイハイムは、住宅用樹脂加工メーカーである積水化学工業の住宅ブランドです。
化学工業のノウハウをフル活用し、機能性やデザインに優れた数多くの住宅を打ち出し、昔から現在にいたるまで多くの人気を得ています。

セキスイハイムの最大の特徴は、工場で骨組を作るユニット工法です。
基本的に、住宅の骨組みは外で組みますが、これには雨風にさらされ、建材が傷んでしまうというリスクがあります。
一方で、ユニット工法の場合は、工場でユニットを組むため、外部からの影響をシャットアウトできるのです。

ユニット工法では8割以上を工場で作ることから、質が高く、かつコストのかからない家の提供を可能にしています。
昔から鉄骨を活かした住宅が多かったものの、近年では木造住宅にも注力し始めており、より安く品質の良い家づくりを目指しています。

□セキスイハイムの家は寒いのか

結論から言うと、セキスイハイムの家は寒さの厳しい冬場でも快適に過ごせます。
暖房をかけることなく、何か羽織るだけで何も気にせず過ごせる程度になります。
セキスイハイムの家において寒さを感じにくい理由は、以下の通りです。

1つ目は、全室パネルヒーターが24時間稼働しているためです。
パネルヒーターによりお湯が家の中を循環することで、床下が暖かくなります。

2つ目は、24時間換気が行われるためです。
24時間換気により、空気がある一定の場所に留まるということがありません。
そのため、下の空気と上の空気の温度が均等になり、空間全体が暖かい状況が作り出されます。

3つ目は、トリプルガラスがあるためです。
こちらは地域によってはオプションになりますが、トリプルガラスを利用することで有効な寒さ対策になります。
ガラスとガラスの間にさらにガラスが入るトリプル構造なので、寒さを軽減してくれます。

□まとめ

今回は、セキスイハイムの家の特徴や寒いのかどうかについて紹介しました。
セキスイハイムの家は、ユニット工法により高品質で安価であるという特徴があります。
また、全室パネルヒーターや24時間換気、トリプルガラスにより熱を循環させる仕組みがあるため、冬場でも暖かく過ごせるでしょう。

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吉原 健壹

吉原 健壹

住まいるラボ株式会社代表取締役 マイホーム購入を中立の立場でサポートする専門家。 資金、建築会社選びから風水についてまで、累計1000件以上のマイホーム相談を実施した経験を元に、「見学会には行かなくていい」などといった独自の理論で業界平均以上の満足度を実現。
吉原 健壹

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住まいるラボ株式会社代表取締役 マイホーム購入を中立の立場でサポートする専門家。 資金、建築会社選びから風水についてまで、累計1000件以上のマイホーム相談を実施した経験を元に、「見学会には行かなくていい」などといった独自の理論で業界平均以上の満足度を実現。

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