パッシブエアコンとは、24時間の全館冷暖房で、「誰もが快適でいられる住空間」を実現するエアコンです。
最近耳にすることが多くなった「パッシブエアコン」ですがエアコンとどのような違いがあるのでしょうか。
そこで今回は、パッシブエアコンによる暖房の特徴や強みを解説していきます。

□パッシブエアコンの冷暖房における強みとは

まず、パッシブエアコンとは、簡単に言うと、全ての部屋をエアコン1台で冷暖房できるシステムです。
そのパッシブエアコンの強みは、大きく分けて5つあります。

1つ目は、40坪程度であれば1台のパッシブエアコンで冷暖房可能であることです。
屋内全ての空間で、快適な温度で暮らすことができます。

2つ目は、直接風が当たって、不快に感じるようなことが無いことです。
パッシブエアコンは、屋内をゆっくり、じんわりと温度調整をしてくれるので、直接風が当たる心配がありません。

3つ目は、足下が冷えるようなことが無いことです。
パッシブエアコンは、床下も暖めることができ、床暖房としても、機能します。

4つ目は、部屋をスッキリと見せられることです。
「なぜ、パッシブエアコンだとスッキリするのだろう」と感じる方もいるはずです。
その理由は、パッシブエアコンの本体は、人目の触れない屋根裏に設置するからです。
これによって、部屋の中はスアコンを設置する必要がなく、スッキリと見えます。

また、室外機が1つで良いので、家の周りもスッキリします。

5つ目は、省エネにつながることです。
エアコンをつけると、どうしても電気代が高くなってしまいます。
その点で、パッシブエアコンは、省エネ運転でお財布に優しくなっています。

□パッシブエアコンを選ぶべき理由とは

パッシブエアコンは、さまざまな選ばれる理由がありますが、その中でもやはり、「快適さ」が選ぶべき理由として挙げられます。

快適さは、床や壁の表面温度で大きく左右されます。
一般的に、室温よりも表面温度で快適さは決められるので、床暖房の機能も備えているパッシブエアコンは居心地の良い空間を作ってくれます。

また、血圧上昇の抑制にも、パッシブエアコンは貢献します。
特に、冬は足元が冷えやすく、足元が冷えると、血圧の上昇に大きく影響しするため、温度差を小さくする必要があります。
床暖房の機能も備えているパッシブエアコンを設置すると、血圧の上昇を抑えられるため、私たちの健康も良くなると言えます。

どの部屋でもムラ無く温度調節できるパッシブエアコンは、快適に過ごせるだけではなく、私たちの健康にも大きく影響を与えます。

□まとめ

今回は、パッシブエアコンによる暖房の特徴についてご紹介しました。
エアコンよりさらに快適な暮らしをお届けしてくれる、それがパッシブエアコンです。
寒い季節、暑い季節に快適な暮らしを送りたい方は、ぜひ一度パッシブエアコンの設置を考えてみてはいかがでしょうか。

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吉原 健壹

吉原 健壹

住まいるラボ株式会社代表取締役 マイホーム購入を中立の立場でサポートする専門家。 資金、建築会社選びから風水についてまで、累計1000件以上のマイホーム相談を実施した経験を元に、「見学会には行かなくていい」などといった独自の理論で業界平均以上の満足度を実現。
吉原 健壹

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住まいるラボ株式会社代表取締役 マイホーム購入を中立の立場でサポートする専門家。 資金、建築会社選びから風水についてまで、累計1000件以上のマイホーム相談を実施した経験を元に、「見学会には行かなくていい」などといった独自の理論で業界平均以上の満足度を実現。

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