最近、注文住宅でシューズクロークを設置したいと考えている人が多くなっています。
しかし、設置してよかったと思っている人がいる反面、後悔したという人も少なくありません。
後悔した人たちは、どの点が良くなかったと感じているのでしょうか。
今回は、シューズクロークがいらなかったという人の声を紹介します。
□シューズクロークとは
シューズクロークは、玄関の横に設置する収納スペースのことです。
家の中に持って上がりたくないようなものをしまっておける場所として機能します。
収納するものとしては、「靴」「傘」「ベビーカー」「アウトドアグッズ」などがあります。
シューズクロークがあるとこれらのものを綺麗にしまっておけるため、玄関をよりすっきりした綺麗な空間にできるでしょう。
これでは下駄箱と何が違うのかが分かりにくいですが、下駄箱との大きな違いは、大きなものでも収納できることと言えるでしょう。
□シューズクロークが「いらなくなった」という後悔を感じてしまった例
1つ目は、玄関が狭くなってしまったことです。
シューズクロークを設置したことで、玄関のスペースが圧迫され、狭く感じるようになったという声は少なくありません。
玄関は、言わばその家の顔なので、来客時にはあまり狭い印象を与えたくないでしょう。
しかし、シューズクロークによって開放感が損なわれてしまったという事例があります。
2つ目は、においが気になったことです。
シューズクロークは下駄箱のような使い方もできますが、その場合はにおい対策をしなければにおいが玄関に充満するといったことにも繋がります。
3つ目は、外の物置にすれば良かったことです。
家に持ち込みたくないものを玄関に置いておけるのがシューズクロークの良さですが、雨に塗れたものや土が付いているものに関しては玄関にも置きたくないという人は多いです。
そのような人は、シューズクロークという形ではなくても、外の物置で十分だったと感じています。
ここで紹介した後悔した事例は対策できるものから、対策が難しいものまであります。
対策が難しい問題へのアプローチはシューズクロークを設置した後では難しいので、本当に必要かどうかについては事前に検証しておくと良いでしょう。
□まとめ
今回は、シューズクロークについてや、いらなかったと感じた人の後悔しているポイントを紹介しました。
後悔の例としては、「玄関が狭くなった」「においが気になった」「外の物置で良かった」というものが挙げられます。
自分の家の状況とこれらの声を照らし合わせて本当に必要かどうかを見極めましょう。
吉原 健壹
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