一軒家にかかる光熱費の相場について紹介します！

一軒家にはどのくらいの光熱費がかかるのでしょうか。

その家に光熱費は住んでいる限りずっとかかり続けるものなので、月々どのくらいの金額になるのかは必ず知っておきたい事項です。

今回は、一軒家にかかる光熱費について紹介します。

□一軒家の世帯人数別光熱費について

日本の全世帯の平均光熱費は、約18,000円となっています。

参考：総務省統計局「家計調査 家計収支編 2019年」

https://www.stat.go.jp/data/kakei/2019np/index.html

ただ、光熱費は当然家に住む人の人数によってその額に違いが出てきます。

ここでは、世帯人数別の平均光熱費について見ていきます。

＊2人世帯

総額の平均額は約19,600円です。

内訳は、電気代が約9,600円、ガス代が約4,500円、水道代が約4,100円、その他光熱費が約1,400円という結果でした。

＊3人世帯

総額の平均額は約22,600円です。

内訳は、電気代が約11,100円、ガス代が約5,000円、水道代が約5,200円、その他光熱費が約1,300円という結果でした。

＊4人世帯

総額の平均額は約23,700円です。

内訳は、電気代が約11,700円、ガス代が約5,100円、水道代が約5,900円、その他光熱費が約1,000円という結果でした。

□光熱費に差が出る要素とは

光熱費を節約するためには、どのような点で費用に差が出るのかについて知っておく必要があります。

光熱費は、「家の広さ」「オール電化か電気とガス併用か」「浴室乾燥機があるかどうか」「自家発電設備があるかどうか」「家族構成」「自宅で過ごすことが多い時間帯」「住んでいる地域」「気候」などの要素によって変わります。

分かりやすいのが住んでいる地域、気候で、寒い地域や暑い地域ではそれぞれ冬、夏の光熱費が高くなります。

また、家の広さも大きな要素です。

家の広さが広ければ広いほど、かかる光熱費が高くなります。

一般的には集合住宅よりも一軒家の方が広い傾向があるので、注文住宅の光熱費はマンションと比べて高くなりがちです。

他にも、最近ではコロナ禍の影響で自宅で勤務するテレワークが増えていますが、テレワークの有無によっても光熱費に影響が出ます。

他には、断熱性やソーラーパネルなども光熱費に影響します。

断熱性が高ければエアコンや暖房の費用を抑えられます。

ソーラーパネルがあれば自家発電できるのでその分光熱費は下がります。

□まとめ

今回は、一軒家にかかる世帯人数別の光熱費や光熱費で差が出るポイントを紹介しました。

光熱費は、平均で2人世帯では約19,600円、3人世帯では約22,600円、4人世帯では約23,700円かかります。

光熱費に差が出る要素には「家族構成」「住んでいる地域・気候」「テレワークの有無」などがあるので覚えておきましょう。