今の住宅が手狭になってしまったり、環境が変わったことによって増築が必要になるケースも多いと思います。
例えば、夫婦+子供の家族が一緒に暮らす場合などは、一般的な一戸建て住宅に住むとなるとかなり狭いうえ、プライバシーの観点でも問題になりやすいですね。
様々なシーンで増築を考える方がいらっしゃると思いますが、今回は家を増築するメリットと、費用相場について詳しくお伝えしていきます。
家を増築するメリットとデメリット
一見、居住スペースが増える増築はメリットが大きいように感じられますが、スペースを増やすということはそれだけデメリットも存在します。
増築することによってどんなメリットやデメリットがあるのか知った上で、工事に向けて準備をしていきましょう。
居住スペースが広くなる
単純に床面積を増やしたということは、自由に使える居住スペースが増えるということになります。
しかも、増築の面積が10㎡よりも小さい場合は確認申請が不要とされていますので、お風呂場などの増築は比較的しやすいですね。
また、増築を行う場所や面積によっては、その家で生活を続けながら増築工事が可能である場合もありますので、非常に合理的です。
もちろん大規模な増築であれば別の場所に移って生活をしなければなりませんが、そうならないように増築の度合いを考える方がほとんどです。
固定資産税が高くなる
増築をすることによって、「新たに不動産を取得した」とみなされることになる点がデメリットです。
保有している不動産にかかってくる税金が固定資産税ですので、当然増築部分に関しても固定資産税がかかります。
現在の住宅にプラスして税金がかかるので、今よりも高い金額を毎年支払わなくてはなりません。
増築にかかる費用相場は?
いざ増築をしようと思っている方が一番気になるのが料金面です。
もちろん新築住宅を新たに手に入れるよりは安く済むものの、建築会社に工事に入ってもらうというだけで「高い費用がかかるのではないか」と心配される方も多いと思います。
増築にかかる費用のおおよその相場についてこちらで見ていきましょう。
一畳あたり35万円前後
一般的な住宅の場合木造であることが多いと思いますが、その際には一畳あたり35万円ほどの費用がかかるとされています。
しかし、この費用はあくまで空間を作るだけの費用ですので、この空間をお風呂にしたいとなると、ユニットバスを設置したりと、別途料金がかかります。
また、一階に増築するよりも二階より上に増築した方が高いとされており、相場は一畳あたり60万円ほどとされています。
値引きを活用して住宅を賢く手に入れよう
増築をすることで居住スペースが広くなり、家での過ごし方も変わってくるでしょう。
しかし、増築をすることによってある程度高い費用がかかりますので、よく計算した上で増築にのぞみましょう。
また、増築を依頼する際には複数社に相見積もりを取ることをおすすめします。
吉原 健壹
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