注文住宅の土地探しの方法と注意点を解説します！

みなさんは土地探しの手順を把握できているでしょうか。
この記事では、土地を探す際の手順と注意点を解説します。
理想の土地を見つけたい方はぜひ参考にしてくださいね。

□土地を探す際の手順とは？

土地を探す際は、以下のようなステップを踏みます。

まずは、土地にかけられる予算を決めます。
予算は最大限かけられる額ではなく、建物分の予算を引いておきましょう。
ある程度の予算が決まったら、条件に優先順位をつけます。
土地の広さや周辺環境、日当たりなどご自身が優先したい項目をピックアップします。

条件が揃ったら、実際に土地探しを始めます。
理想の土地が見つかったら、契約を結ぶ前に土地の調査を行います。
自然災害にあいやすいかどうかをチェックするために、ハザードマップは確認しておいてくださいね。
土地が決まったら契約を結んで、手付金を支払います。

図面には、その土地の形状が掲載されています。
しかし、これは実際に測定した上で作成されたものであることは稀で、大まかな形状が示されていることがほとんどです。
そのため、現地で再確認しないと思っていたのと違うと後悔することになりかねません。

場所によっては用途地域が定められていて、そのエリアごとに建築物の制限があります。
工業専用地域以外であれば基本的に住まいを建てることは可能ですが、第一種、第二種中高層住宅専用地域に指定されている場合は注意しなければなりません。
周辺に高い建築物が建てられる可能性があるからです。

一方で、低層住居専用地域では周りに高い建物が建つことはないですが、同時に自分の家も高く建てられません。

建ぺい率とは、敷地に対する建築面積の割合のことをいいます。
一方、容積率とは敷地に対する延床面積の割合です。
建ぺい率や容積率にはそれぞれ以下のような制限があります。

1つ目の制限は、建ぺい率は50パーセント、容積率は100パーセントであることです。
2つ目は、住居系の用途地域の場合、道路の幅員に10分の4をかけて算出し、規定容積率と比較して少ない方を採用することです。

土地探しの際、不動産会社の担当者に完全に任せっきりにするのではなく、ご自身でもチェックするべき点があります。
今回解説したチェックポイントを参考に、後悔のない土地選びにしてくださいね。

住まいるラボ株式会社代表取締役マイホーム購入を中立の立場でサポートする専門家。資金、建築会社選びから風水についてまで、累計1000件以上のマイホーム相談を実施した経験を元に、「見学会には行かなくていい」などといった独自の理論で業界平均以上の満足度を実現。