「新築住宅は住み始めに寒いことが多い」ということをご存知ですか。
また、マンションと比べると、一戸建ては寒くなりやすい傾向にあります。
そこで今回は、新築住宅が寒い理由と、一戸建てで簡単にできる寒さ対策についてご紹介します。
□新築住宅が寒いのはなぜ?
新築住宅が寒い主な理由は、今まで人が住んでいなかったから、そして暖房をつけても断熱材が熱を吸収してしまうからです。
この寒さは、一度エアコンを24時間運転させると解消できます。
そのため、長期間家を不在にすると帰ってきた初日は寒さを感じるでしょう。
また、この寒さは高気密高断熱住宅でも同じで、断熱材が熱を吸収するまでは家の中は寒いです。
これから冬に新築住宅に入居するという方は、入居する前日に暖房だけ運転させ、家を温めてから入居すると良いでしょう。
□一戸建てで簡単にできる寒さ対策とは?
一般的に、一戸建てはマンションより寒いと言われています。
これには、建築構造や間取りなど、様々な原因があります。
これらの面で対策をしようとすると、かなり大掛かりなものになり、その分コストも大きくなってしまいます。
そこで、コストを抑えつつ、簡単にできる寒さ対策を紹介します。
1つ目は、窓にインナーサッシを設置することです。
58パーセントの熱気が窓から外へ逃げると言われているため、窓の対策はとても重要です。
ガラスを変えるよりもコストを抑えられ、断熱性、遮音性が上がります。
2つ目は、厚みがあり、長さが床に届くカーテンにすることです。
厚さと丈の長さが変わるだけで、断熱効果が変わります。
3つ目は、断熱シートやパネル、ボードを利用することです。
窓に断熱シートを張ったり、窓際に専用のパネルやボードを設置したりすることで、断熱性は大幅に上がります。
ホームセンターで購入できるため、安価に、時間をかけずに対策できます。
4つ目は、床にカーペットを敷くことです。
コールドドラフト現象を防ぐために、床の寒さ対策は重要です。
コールドドラフト現象とは、部屋の中の温かい空気が窓に触れることで冷やされて下降気流が発生し、床伝いに冷たい空気が流れてくる現象のことです。
□まとめ
今回は、新築住宅が寒い理由と、一戸建てで簡単にできる寒さ対策について紹介しました。
当社は、北見市で注文住宅を専門に家づくりのサポートを行っております。
無料で個別相談を受けておりますので、住宅のお悩みをぜひ一度当社にご相談ください。
吉原 健壹
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