注文住宅で使われる外壁材には様々な種類がありますが、どれを選ぶと良いのでしょうか。
建物の外観を作るのに重要な外壁で後悔しないためにも、外壁材の種類とそれぞれの特徴、選び方については知っておきましょう。
今回は、注文住宅の外壁材の種類や選び方を紹介します。
□注文住宅の外壁材の選び方について
外壁材の選び方には、3つのポイントがあります。
1つ目は、デザイン性です。
外壁は、建物の外観を作る最も重要な要素で、家の印象に大きく関わります。
基本的に外壁はそれほど頻繁に変えるものではないので、デザインについては慎重に決める必要があります。
2つ目は、機能性です。
機能性は、使われる塗料・素材によって大きく変わります。
塗料の中には遮熱性や断熱性に優れていたり、クリーニング機能を備えていたりするので、必要になりそうな機能性を備えた塗料については積極的に導入を検討しましょう。
3つ目は、価格・予算です。
家づくりのあらゆる場面で言えることですが、こだわり要素は予算の上でしか成り立ちません。
つまり、予算に余裕がなければ、デザイン性や機能性に優れた外壁材は選べないということです。
家づくりで外壁以外に優先したいポイントがある場合は予算のバランスを考えて導入するかどうかを決めましょう。
これら3つのポイントを押さえて、総合的に判断することで、自分の家に最も合った外壁材を選べるようになるでしょう。
□外壁材の種類について
ここでは、代表的な3つの外壁材について紹介します。
1つ目は、窯業系サイディングです。
窯業系は、セメント質と繊維質などの原料を板状に形成したもので、最近の住宅では一般的な外壁材です。
コストや機能性、デザイン性のどの面でも優れているのに加え、色も豊富なので特におすすめです。
2つ目は、金属系サイディングです。
こちらはその名の通り、金属板を成形・加工して柄付けして断熱材で裏打ちした外壁材です。
どの金属板を使うかによってコストや耐久性の面で差が出ますが、総じて軽量なのが特徴です。
3つ目は、樹脂系サイディングです。
塩化ビニル樹脂が使われる外壁材が樹脂系サイディングです。
耐久性と耐候性に優れているため、寒さや酸性雨に強く、ひび割れしにくいという特徴があります。
□まとめ
今回は、外壁材の種類や選び方を紹介しました。
外壁材には、窯業系、金属系、樹脂系など様々な種類がありますが、デザイン性や機能性、コストの面を総合的に考慮してどれを選ぶかを決めるようにすると良いでしょう。
吉原 健壹
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