最近、注文住宅では廊下のない家が増えています。
なぜ、廊下がない家が増えているのでしょうか。
どのようなメリットがあるのでしょうか。
今回は、廊下のない平屋や2階建てのメリットを紹介します。
□廊下のない家が増えている理由とは
最近、廊下がない家が増えている理由として、断熱性能が上がり、広いLDKが増えたという背景があります。
近年の注文住宅は、省エネで快適な住宅を目指しており、「高気密・高断熱」がトレンドになっています。
これにより、冷暖房効率を高水準でキープできるようになり、広いLDKが増えたことで廊下が必要なくなったことが大きな要因です。
*廊下のない家のメリット
1つ目は、居住スペースが広くなることです。
廊下がない分、スペースに余裕ができ、その分居住スペースを広くできます。
また、居住スペースが広くなるということは、収納も増やせることを意味します。
床面積を効率化できるのが最大のメリットです。
2つ目は、温度差による不快感を軽減できることです。
廊下とリビングというように空間を分割することで、家に温度差が出ます。
リビングから出た時にはこの温度差が気になる人も多いでしょう。
廊下がなければ、このような不快感をなくせます。
3つ目は、動線効率を良くできることです。
リビングを回廊にすると、ドアの開け閉めを解消できるので、移動効率のアップが期待できます。
また、広いLDKであれば複数の動線を設けられるというメリットもあります。
4つ目は、コストを抑えられることです。
廊下の解消で、壁とドアの枚数が減るので建築コストを抑えられます。
また、同じ理由でリフォームコストも下げられます。
□平屋の間取りアイデアをご紹介!
1つ目は、コの字型の間取りです。
中庭を挟んで向かい合う空間は、家の外から見られる心配がないのでカーテンを設置しなくても問題ありません。
そのため、光あふれる屋内にすることも可能です。
2つ目は、ウォークスルー和室です。
玄関から直接リビングへアクセス可能なウォークスルー和室も、使い勝手や動線効率の面で多くの人に選ばれている間取りアイデアです。
毎日の生活で重要な動線の最適化とデザイン性の向上という2点を押さえているため、どのような人にもおすすめできるアイデアと言えます。
□まとめ
今回は、廊下のない家のメリットと間取りアイデアを紹介しました。
メリットには、居住スペースが広くなることや温度差による不快感の解消、移動効率アップ、コスト削減などがあります。
今回紹介したリビング階段やウォークスルー和室もデザイン性と機能性ともに優れているのでぜひご検討ください。
吉原 健壹
最新記事 by 吉原 健壹 (全て見る)
- 初めてのリフォーム!成功させるためのポイントは? - 2024年6月10日
- リフォーム会社の選び方ガイド - 2024年5月6日
- リフォームは「プロに頼む」or「DIY」どちらが良い? - 2024年4月10日
コメント