家を広く見せるためには、開放感を持たせることが非常に重要です。
開放感のある家を目指すという方におすすめなのが、スキップフロアの利用です。
このスキップフロアとは何なのでしょうか。
また、どんなメリットがあるのでしょうか。
今回は、スキップフロアを活かしたキッチンを紹介します。
□スキップフロアとは
スキップフロアとは、階段や段差を利用してスペースを仕切る間取りのことです。
小さなスペースを壁で仕切ると狭くて窮屈な印象になります。
スキップフロアでは空間の広がりは変わらないため、開放感を損なうことがありません。
マンションでは取り入れにくいですが、注文住宅ではよく見られるので導入を検討してみても良いかもしれません。
*メリット
1つ目は、コンパクトスペースを仕切れることです。
スキップフロアの利用で、小さなスペースでも窮屈に感じることがありません。
書斎や遊び場のように、大きな広さは必要ないものの、用途に合わせて部屋を仕切りたい場合におすすめです。
2つ目は、間取りをおしゃれにできることです。
横ではなく縦の空間を利用するため、視覚的におしゃれな空間を実現しやすいです。
フラットなフロアに奥行きを持たせたり、視線を縦に伸ばすことで空間の広がりを簡単に演出できます。
3つ目は、収納スペースを増やせることです。
人が入れる大きさなら納戸、階段一段分の大きさなら引き出しというように、大きさに合わせて適切な収納スペースの確保が可能です。
□スキップフロアを活かしたキッチンについて
スキップフロアはキッチンとの相性が良いです。
キッチンに取り入れることでどのようなメリットがあるのでしょうか。
メリットは主に以下の2つです。
1つ目は、空間を仕切れることです。
キッチン・ダイニング・リビングなど各スペースを適度に仕切れるのでメリハリをつけられるでしょう。
2つ目は、リビングからの視線を遮断できることです。
リビングからキッチンの中がいつでも見えてしまう構造だと、常に片付いた状態を維持しなければなりません。
キッチンとの間に高低差があると、急な来客時でも慌てずに対処できるでしょう。
□まとめ
今回は、スキップフロアのメリットやキッチンとの組み合わせについて紹介しました。
メリットとしては「コンパクトなスペースでも仕切れること」「おしゃれにできること」「収納を増やせること」が挙げられます。
キッチンとこれらのメリットとの相性は非常に良いので興味のある方は導入を検討してください。
吉原 健壹
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