これからマイホームを購入しようと考えている方もいらっしゃると思いますが、いざマイホームを購入するとなると「高い費用がかかる」と思っている方も多いでしょう。
もちろん住宅本体にかかる費用が必要ですが、それ以外にも現金で頭金が必要な場合があります。
こちらでは住宅購入における頭金の意味合いや、一般的な相場についてご紹介していきます。
住宅購入の際に頭金は必要?
「頭金」という言葉自体は聞いたことがある方も少なくないと思いますが、住宅購入時には必要不可欠だと言っても過言ではありません。
頭金とは別名、申し込み証拠金とも言われているので、いわゆる「この物件を確かに購入する意思があります」というものなのです。
もちろん頭金を支払わなくても住宅を購入することは可能ですが、頭金を支払った方が、より不動産会社や売主からの信頼を得ることができます。
手付金とは何が違う?
頭金の他に手付金という言葉を聞いたことがある方もいらっしゃると思いますが、両者の違いはどういったところにあるのでしょうか。
どちらも「確かに申し込みました」という意味合いが込められているのですが、手付金に関しては法的な効力があるため、場合によっては違約金が発生する可能性があります。
一方、頭金に関しては法的な効力がないため、そういった事態は発生しません。
頭金はいつ支払うのが良い?
頭金とは購入代金の一部を現金で支払うことを指しますが、不動産会社もしくは売主に支払う場合、いつ渡せば良いのでしょうか。
入金のタイミングは人それぞれですが、基本的には契約から引き渡しまでの間であればいつでも良いとされています。
しかし、手付金と一緒に支払うケースも多いため、大抵は契約時に入金も済ませてしまうパターンが一般的です。
頭金の相場と注意点
結論から言うと、頭金を支払わなくても住宅を購入することは可能です。
しかし、先ほどご紹介したように頭金を支払うことによって信用度が増しますし、確実に住宅購入の意思表示をすることが可能です。
一般的に頭金がどれくらいの相場なのかや、頭金を用意する際の注意点について見ていきましょう。
購入代金の10〜20%ほどが一般的
頭金が「いくらまで」という決まりはないのですが、やはり頭金を用意することによって住宅ローン借入額が減るというのが一番のメリットです。
だからと言って、購入代金の50%以上を現金で用意することは難しいと思いますので、基本的にはこのくらいの数値で用意する方が多いです。
手元にもお金を残しておく
「できるだけ頭金を多く用意しよう」と思われる方もいらっしゃると思いますが、頭金を用意することによって当然手元の現金が減ってしまいます。
住宅以外にもお子様がいる場合は教育資金が必要ですし、いない場合も当然生活費が必要になります。
将来のことも考えて、手元に残しておくお金のことも考えましょう。
頭金を用意した方が負担が少ない
頭金は現金で支払わなくてはならないため、自己資金を減らす行為です。
しかし、頭金を購入代金の一部に充てることによって当然様々なメリットがありますので、余力がある場合には頭金を用意した方がスムーズに契約が行えるでしょう。
吉原 健壹
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