古民家や中古物件を購入する方は多く、最近では確かに人気の高い物件の一つとなっています。
それらを購入したは良いものの、水回りの使い勝手が悪かったり、壁や床、屋根の補修が必要なケースは多く存在します。
リノベーションを考えている方は、何を優先的に行うとより生活しやすくなるのでしょうか。
人それぞれリノベーションに充てられる予算は限られていますので、今回はリノベーションすべき箇所の優先順位を詳しくお伝えしていきます。

リノベーションすることでどんなメリットがある?


中古物件などを購入した場合、多くのケースでリノベーションが必須となると思います。
もちろんリノベーションをしなくてもそのまま住むことが可能なケースも存在しますが、基本的にはリノベーションを行うメリットの方が大きいのです。
こちらではリノベーションによって得られるメリットとはどういったものがあるのか、具体的にご紹介していきます。

機能的で住みやすくなる

築年数が経った住宅の多くは、様々な設備が古くなっていたり、機能的に時代遅れとなっているケースがほとんどです。
例えば、最近のユニットバスは洗い場が広く、浴槽が浅いタイプが多いですが、昔ながらの住宅は浴槽が深く、洗い場が一畳もないケースも存在します。
そういった設備だとどうしても現代人としては生活がしづらいですし、生活レベルが落ちてしまう可能性が考えられます。

古さを味として取り入れられる

特に古民家の場合はその古さにこそ味を感じられることが多いです。
完全に現代風にリノベーションしてしまっても良いとは思いますが、そうしてしまうと古民家の良さを消してしまうことになります。
そこで、水回りなど一部だけリノベーションを行い、柱や壁などは当時のままの状態で生活すると、他の家と差別化できるオリジナリティの高い住宅が完成します。

光熱費を節約できる

古家の多くは風通しが良く、断熱材が入っていないことも考えられますので、当然現代の住宅よりも暑さ、寒さを感じやすくなります。
断熱材が入っているかいないかによって、体感温度は数度変わると言われているほどなので、そういった箇所をリノベーションすることで光熱費を大幅に節約できるでしょう。

どこからリノベーションするのがおすすめ?


実際にリノベーションをしようと考えている方の多くが「何から工事を行うべきなのか」という点で迷っていると思います。
リノベーションと一言で言っても行うべき箇所がたくさんあればあるほど迷ってしまいますよね。
効率よく、無駄なく工事を行うためにも、何を優先すべきかについて見ていきましょう。

キッチン・お風呂・トイレ

「水回り」と呼ばれる箇所は生活に必要不可欠な場所であるために、必ずリノベーションをする必要があります。
昔ながらの家であれば和式トイレのままである場合や、キッチンのコンロが古くなっている場合があり、優先度は一番高いでしょう。

屋根や壁

先ほど紹介したように、断熱材が入っていない住宅も多く存在するので注意が必要です。
また、築年数が経てば経つほど屋根や外壁が傷んでいる可能性がありますので、外壁工事を行う必要があります。

必要な箇所は優先順位を付けよう


リノベーションを行う際には、生活で必要な箇所を優先するとともに、傷みが激しい箇所も優先するのがおすすめです。
予算に応じて、無駄のないようにリノベーションを行ってくださいね。

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吉原 健壹

吉原 健壹

住まいるラボ株式会社代表取締役 マイホーム購入を中立の立場でサポートする専門家。 資金、建築会社選びから風水についてまで、累計1000件以上のマイホーム相談を実施した経験を元に、「見学会には行かなくていい」などといった独自の理論で業界平均以上の満足度を実現。
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住まいるラボ株式会社代表取締役 マイホーム購入を中立の立場でサポートする専門家。 資金、建築会社選びから風水についてまで、累計1000件以上のマイホーム相談を実施した経験を元に、「見学会には行かなくていい」などといった独自の理論で業界平均以上の満足度を実現。

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