こんにちは。理想の住宅サポーターの吉原です。
毎回肩書が微妙に違うのは遊び心と思っていただけると幸いです。

突然ですが、「収納は多ければ多いほど安心」と思っていませんか?

注文住宅のご相談でよくあるのが、「とりあえず収納はたくさんつけたいです!」という声。

でも実はこの“とりあえず収納”、後から後悔してしまうパターンが意外と多いんです。

📖 ストーリー|「たくさん収納つけたのに、なんだか使いづらい…」

先日ご相談いただいたAさんご夫婦(共働き・子ども2人)は、引っ越して半年ほど経ったばかり。
「収納スペースはしっかり確保したはずなんです。でも、全然片付かないんです…」
と、困った様子でお話されました。

詳しく伺ってみると——

  • 2階の廊下に大きな収納があるけど、使い道が決まっていない
  • 子どものおもちゃがリビングに散乱している
  • パントリーはあるけど奥行きが深すぎて、奥に入れたモノが行方不明

これ、実は“収納のつけすぎ”と“収納迷子”の典型例。

収納は「数」や「容量」だけじゃなく、「使い方」「配置」「動線」といった設計の質が重要なんです。

🔍 とりあえず収納の落とし穴

「とりあえず収納を多めに」→「片付く家になる」…とは限りません。

むしろ、設計段階で意図がはっきりしていない収納は、

  • 中途半端な場所にできて動線を邪魔する
  • 使い道が決まらず“空白の空間”になる
  • モノを詰め込みすぎて“ブラックボックス化”する

というリスクをはらんでいます。

📌 図解イメージ|よくある「とりあえず収納」の失敗例

① 廊下収納が死蔵スペースに
→ 誰も使わない。開けたら謎の段ボール…。

② 奥行き深すぎパントリー
→ 手前しか使わず、奥は“忘れ去られた缶詰置き場”。

③ リビング収納ゼロ
→ モノが全部テーブルの上へ。結果、生活感まみれ。

④ 玄関に収納がない
→ ベビーカーや傘、外遊びグッズがあふれかえる。

📝 チェックリスト|“収納迷子”にならないために

収納の設計を考えるときに、ぜひチェックしておきたいポイントはこちらです:

  • 🔲 収納の「中に入れるモノ」が具体的にイメージできているか?
  • 🔲 その収納は「誰が」「いつ」「どうやって」使うかが明確か?
  • 🔲 奥行き・高さなど、モノに合ったサイズ感になっているか?
  • 🔲 動線(行き来のしやすさ)に無理がないか?
  • 🔲 収納の配置が生活リズムに合っているか?

このチェックで「?」がついた箇所は、収納迷子になる可能性があります。

💡 解決策|“とりあえず”じゃなく“理由ある収納”にする

収納で後悔しない家づくりをするには、「理由」をもって設計することが大切です。

① “使う場所にしまう”を基本に

例:帰宅動線に「玄関→手洗い→収納→リビング」
動きに合った収納配置を考えると、自然に片付きます。

② 仮置きスペースを意識的につくる

「脱いだ服を一時的に置く場所」「よく使う書類のトレイ」など。
最初から“仮置き”を想定しておけば、散らかりにくい。

③ 汎用収納と専用収納を分ける

誰でも使うモノ(文具・薬)と、個人用のモノ(子どもの学用品)を分けるだけで、探す手間も激減。

🗂️ 表|収納プラン設計の比較表

収納の種類設計時の意識ポイントありがちな失敗例
パントリー棚板の奥行きは30〜40cm程度に抑える奥行き60cmで奥が使えない
玄関収納靴だけでなく傘・ベビーカーも想定靴しか入らず、外用品があふれる
ファミリークローク誰が何を使うか“ゾーニング”する家族の物が混在して探しづらい
階段下収納使用頻度が低い物の保管用に無計画に詰め込み、開かずの間に

🌱 まとめ|収納は「暮らしの道具」

収納って、ついつい“後からなんとかなる”と思ってしまいがち。
でも実は、日々の暮らしの質を左右する、とても重要な要素です。

「とりあえず収納」ではなく、
「暮らしにフィットする収納」を意識して設計することが、
スッキリとした、心にゆとりのある暮らしにつながります。

これからマイホームを建てる方、リフォームを考えている方も、「収納迷子」にならないよう、ぜひ丁寧にプランニングしてみてくださいね。

🏡 あなたの収納設計、プロが一緒に考えます

当社では、「片付けがしやすい家」「暮らしやすい収納」づくりを専門に、
注文住宅・リノベーションをサポートしています。

収納のこと、間取りのこと、モヤモヤしたらぜひ一度ご相談ください。
一緒に、迷わない家づくりを叶えましょう!

The following two tabs change content below.
吉原 健壹

吉原 健壹

住まいるラボ株式会社代表取締役 マイホーム購入を中立の立場でサポートする専門家。 資金、建築会社選びから風水についてまで、累計1000件以上のマイホーム相談を実施した経験を元に、「見学会には行かなくていい」などといった独自の理論で業界平均以上の満足度を実現。
吉原 健壹

吉原 健壹

住まいるラボ株式会社代表取締役 マイホーム購入を中立の立場でサポートする専門家。 資金、建築会社選びから風水についてまで、累計1000件以上のマイホーム相談を実施した経験を元に、「見学会には行かなくていい」などといった独自の理論で業界平均以上の満足度を実現。

関連記事

  • 関連記事
  • おすすめ記事
  • 特集記事

コメント

この記事へのコメントはありません。

TOP