「家を建てるときには吹き抜けを作りたい。」
このように思われている方は多いのではないでしょうか。
吹き抜けは魅力もたくさんありますが、実際に作ってみるといらない、なんてこともあるかもしれません。
そこで今回は、吹き抜けのメリットとデメリットをご紹介します。
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□吹き抜けのデメリットとは?
初めに、吹き抜けのデメリットを3つ紹介します。
1つ目は、吹き抜けとセットで作られやすいリビング階段が育児に危険であるという点です。
リビング階段は、その名前の通りリビングの中に階段を設置するため、小さい子も簡単に近づけるようになります。
そのため、料理中で目を離している隙に子供が階段を上ろうとして転落、ということも起こりやくなってしまうのです。
2つ目は、音が響くという点です。
1階のテレビの音は2階に聞こえますし、2階の部屋での話し声は1階に聞こえます。
また、低音ほど音は響きやすいです。
3つ目は、空調の効きが悪くなるという点です。
吹き抜けの分部屋が広くなるため、空調の効きが悪くなります。
特に冬は、暖かい空気は軽く、上に集まる性質があるため、暖房をつけても吹き抜けのスペースに暖かい空気が集まり、リビングが温まりにくくなってしまいます。
□吹き抜けのメリットとは?
次に、吹き抜けのメリットを4つ紹介します。
1つ目は、開放感があるという点です。
空間が上下方向に開くため、開放感を感じられるリビングになります。
2つ目は、室内が明るくなるという点です。
吹き抜けに天窓を採用すると、南側からの採光がない場合でも、太陽の光を取り入れ、室内を明るくできます。
3つ目は、家族のコミュニケーションが増えるという点です。
リビング階段は、先ほど述べたようなデメリットもありますが、2階へ行くときに必ずリビングを通ることになるので、自然と会話が生まれやすくなります。
4つ目は、換気が効率よくできるという点です。
空気は、温度が高くなると軽くなります。
その性質を利用した換気方法を「重力換気」といいます。
高低差が大きい吹き抜けでは、この重力換気を家全体で行えます。
□まとめ
今回は、吹き抜けのメリットとデメリットを紹介しました。
当社は、経験豊かな注文住宅の専門家です。
吹き抜けのような家の作り以外にも、予算といったお客様の条件についてもしっかり叶えられる家づくりのサポートを行っております。
相談は無料ですので、家づくりの悩みをぜひ一度当社にご相談ください。
吉原 健壹
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