こんにちは、マイホーム購入を全力サポートしている吉原です。
今日は少しリアルな話をさせてください。
このタイトルは、ある30代ご夫婦のお客様が、ふとこぼした一言がもとになっています。
「収納が足りない家は、心にもゆとりがなくなるんですね…」
——そう話された奥さまの顔は、どこか少し疲れて見えました。
注文住宅を建てたばかりのご夫婦。夢だったマイホーム。間取りも外観も気に入っていたはずなのに、暮らし始めて3か月…その家での暮らしは、思い描いた理想とは少し違っていたそうです。
|片付かない毎日、積もるイライラ
ご夫婦は共働き。小さなお子さんがひとり。朝はバタバタ、夜はクタクタ。
毎日慌ただしく過ぎていく中で、次第に気になってきたのが「家の散らかり」でした。
リビングには郵便物や子どものおもちゃが山積み。
玄関には靴や傘、カバンがあふれ、脱衣所には洗濯物が常に置かれている状態。
最初は「片付ければいいだけ」と思っていたものの、それがなかなかできない。
しまう場所がそもそも足りない。片づけるために、わざわざ2階まで行かなきゃいけない。
疲れているときにそれをやる気になれない。
気づけば、「なんでこんなに散らかるの?」「片づけてって言ったじゃん」と、家の中の雰囲気までピリピリしてきたそうです。
💡収納不足の“3つの問題”
このお話、実はとても多くのご家庭で起きています。
収納が足りないというのは、単に「しまう場所がない」ということではありません。
暮らしの流れの中で、モノを無理なく“戻せる”場所がないということ。
① モノの仮置きが増える
「とりあえずここに置こう」が増えていくと、それが“日常の風景”になります。
リビングにランドセル、テーブルに郵便物、床に衣類…
② 家事の効率が悪くなる
洗濯物を干して、たたんで、2階のクローゼットまで持っていく…
この一連の動線がバラバラだと、毎日の負担は大きくなります。
③ 心のストレスがじわじわ溜まる
散らかった空間は、無意識のうちにストレスを増やします。
「片付いてない=自分がちゃんとできていない」と感じる人も。
|収納不足が引き起こす“暮らしのズレ”
【設計ミス例】 ・玄関:靴収納はあるが上着やバッグをしまう場所がない ・洗面脱衣室:タオルや洗剤の収納が不十分 ・キッチン:パントリーを削ってしまい、食品があふれる ・リビング:収納ゼロ。全員の物が集まって混在する → 結果、リビング=モノの集積場
📝 収納にゆとりを持たせる5つの考え方
| 考え方 | 具体例 |
|---|---|
| ① 「使う場所に収納」を徹底する | 帰宅動線に収納をつける。リビングに文具や書類用の棚を作る。 |
| ② 仮置きスペースをあえて設ける | 玄関に一時置きカウンターや鍵置き場を。動線上の“ポイ置き”をコントロール。 |
| ③ パブリックとプライベートを分ける | 共通の収納と個人用収納を分けて、誰の物か迷わないようにする。 |
| ④ 将来のモノの増加を見越す | 子どもが大きくなると必要な物が変わる。空間に余白を持たせる設計。 |
| ⑤ “収納しない”勇気を持つ | 何でも収納するのではなく、使っていないモノは手放す選択も大切。 |
🔍 チェックリスト|収納でストレスを感じたら見直すべき点
- 🔲 モノの定位置が決まっていない
- 🔲 一度しまった物を取り出すのが面倒
- 🔲 仮置きが常態化している
- 🔲 モノを戻すために別の階まで移動している
- 🔲 家族それぞれの持ち物が混在している
これに当てはまる場合は、収納の「場所・量・使い方」を見直すタイミングかもしれません。
🌱 最後に|収納が整うと、心も整う
この記事の冒頭で紹介したご夫婦。
収納の見直しをきっかけに、家族の暮らしは変わりました。
「リビングが片付くと、なんだか夫婦ゲンカも減った気がします(笑)」
「“戻す場所”があるだけで、気持ちが違うんですね」
「家が整うと、心にも余裕が出てくるって本当なんだなと思いました」
収納は、ただの箱ではありません。
家族の暮らしにフィットした“仕組み”です。
これからマイホームを考える方には、ぜひ「収納=暮らしのゆとり」として、しっかり時間をかけて計画してほしいと思います。
🏡 家づくりのパートナーとして
私たちは収納計画も含めて、「暮らしやすさの土台」を一緒に考える専門家です。
図面だけでは見えない部分まで、しっかりサポートさせていただきます。
ご相談はいつでもお気軽に。あなたの家づくりが後悔のないものになりますように。
吉原 健壹
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