新しく家を建てる時に、愛犬がいる場合は新居でも一緒に生活したいという人がほとんどだと思います。
ただ、愛犬のためにスペースを作るのもコストがかかるので難しいという方も多いでしょう。
場合によっては、土間で飼うという選択肢をとる人もいます。
今回は、新居でも犬を飼いたいという方へ、土間で飼うことの是非について紹介します。

□犬は土間でも飼えるのか

結論から言うと、犬は土間でも飼えるでしょう。
ただし、デメリットが多いのでおすすめはできません。
犬を土間で飼うことのデメリットは、以下の通りです。

1つ目は、ストレスがかかることです。
土間で飼うことで、人間が思うよりも多くのストレスを愛犬に与えてしまいます。
これは、犬の本能である縄張り意識が大きく影響しています。

犬は自分がいる場所を侵されないように警戒する習性がありますが、人の出入りが激しい場所である土間では、犬はずっと警戒していなければなりません。
このような環境で過ごすと、犬は次第にストレスを溜めていき、凶暴になったり病気に繋がったりするでしょう。

2つ目は、飛び出しのリスクがあることです。
土間は人の出入りが多くある場所で、ドアの開閉も頻繁に行われます。
このような場所では、訪問者がドアを開けた瞬間に犬が飛び出してくるという事態も十分に考えられます。
外に飛び出しやすい環境があると、迷い犬や外での事故に繋がるので、土間は飼うスペースとしては適していないと言えます。

犬は基本的に室内で飼育することが推奨されています。
外で飼うと、鳴き声による騒音トラブルに繋がる可能性があるためです。
また、犬も生き物なので飼い主のそばにいた方がリラックスできるという側面もあります。

□土間で飼う場合の注意点について

前述した通り、犬は基本的に家の中で飼うものです。
ただ、どうしても土間で飼わなければならないというケースもあるでしょう。
そのような場合には、以下の点に気を付けましょう。

まずは、犬が外に出ないようにすることです。
外に出やすい環境だと、ドアが開けられたタイミングで逃げられるリスクがあります。
ケージや間仕切りなどを用意して、必ず外には出られないようにしましょう。

また、温度を快適に保つことも重要です。
犬には、暑さに弱い犬や逆に寒さに弱い犬など、様々な犬種が存在します。
飼っている犬種にとって過ごしやすい温度になるように、常に温度については気を配っておく必要があるでしょう。

□まとめ

今回は、土間で犬を飼うことの是非について紹介しました。
犬は部屋の中で飼うのがベストです。
ただ、どうしても土間でしか飼えないという場合には、犬が過ごしやすい温度にすること、逃げないようにケージや間仕切りを用意することを心掛けましょう。

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吉原 健壹

吉原 健壹

住まいるラボ株式会社代表取締役 マイホーム購入を中立の立場でサポートする専門家。 資金、建築会社選びから風水についてまで、累計1000件以上のマイホーム相談を実施した経験を元に、「見学会には行かなくていい」などといった独自の理論で業界平均以上の満足度を実現。
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住まいるラボ株式会社代表取締役 マイホーム購入を中立の立場でサポートする専門家。 資金、建築会社選びから風水についてまで、累計1000件以上のマイホーム相談を実施した経験を元に、「見学会には行かなくていい」などといった独自の理論で業界平均以上の満足度を実現。

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