家の中で断熱性能が特に低い部分の一つとして挙げられるのが窓です。
ガラスや金属サッシは断熱性能が低く、窓から冷気が入ってくるのです。
多くの家の窓には引き違い窓が採用されていますが、引き違い窓は断熱性能が低いため、気密性を高めることでより快適に暮らせます。
今回は引き違い窓の隙間を埋めるメリットと引き違い窓の気密対策をご紹介します。
□引き違い窓の隙間を埋めるメリットとは?
1つ目は光熱費を節約できることです。
隙間からの外気の流入を防ぐことで部屋の気密性が上がります。
そのため、暖房の設定温度を低くでき、電気代を節約できるのです。
暖房の温度を1℃低くするだけで、消費電力を10パーセントも削減できるため、大幅に節約できます。
2つ目は虫の侵入を防げることです。
窓をしっかりと閉めていてもわずかな隙間から虫が侵入してくることがあります。
引き違い窓の隙間を埋めておくことで、小さな虫の侵入を防げます。
3つ目は防音効果が期待できることです。
窓の小さな隙間から室外の騒音が聞こえることがあります。
室内も同様に小さなお子様が泣き叫んでも外に音が漏れにくくなるのです。
アパートやマンションなどの騒音トラブル対策にも効果的でしょう。
□引き違い窓の気密対策をご紹介!
引き違い窓の気密対策として窓の隙間を埋めることが効果的だとお伝えしましたが、具体的にどうすれば良いのでしょうか。
以下では、引き違い窓の隙間を埋める方法の一つとして、気流止めテープで対策する方法をご紹介します。
現在は、様々な種類の気流止めテープが販売されています。
どのテープでも基本的な使い方は同じです。
まず、窓の大きさに合わせてテープをカットしましょう。
そのテープを貼るだけです。
重なり部分やレール部分にも貼り付けることでより気密性を高められます。
気流止めテープを貼った後は、窓が違和感なく開閉できるかどうか確認しましょう。
このように非常に簡単な工程で、気密性を高められるのです。
ぜひ実践してみてください。
□まとめ
今回は引き違い窓の隙間を埋めるメリットと引き違い窓の気密対策をご紹介しました。
引き近い窓の隙間を埋めることで、電気代を節約できる、虫の侵入を防げるなどといった様々なメリットが生まれるのです。
引き違い窓の隙間の埋め方は様々ですが、気流止めテープを活用することで簡単に対策できるため実践してみると良いでしょう。
優良な注文住宅会社をお探しの方は、ぜひ当社までお問い合わせください。
吉原 健壹
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