「リビングは吹き抜けを作って開放感のある家にしたい」
たくさんこだわりが詰まったマイホームに、住んでから後悔したくありませんよね。
そこで今回は、憧れの注文住宅を検討中の方に向けて、起こりがちな失敗と対策をご紹介します。
□注文住宅における失敗について
1つ目は、お風呂場での失敗です。
玄関とお風呂場の距離を近く設計すればよかったと感じる場合があります。
ペットや小さい子供がいる場合、お風呂場が近ければ、帰宅してすぐに汚れた体や足を洗い流せます。
そして、お風呂場にテレビをつける必要がなかったと感じる場合もあります。
お風呂の中で家族とゆっくりテレビを観たいと考えて設置したものの、あまり時間がなく使わなくなったというケースも多いです。
また、壁をタイルにしたが目地の部分にカビが生えて掃除しづらくなってしまったケースもあります。
デザインも大切ですが、つるんとした表面の壁を選ぶ方が掃除しやすくなります。
2つ目は、キッチンの失敗です。
多くある失敗は、キッチンのスペースが足りないと感じることです。
通路が狭くてゴミ箱が置けなくなってしまったり、調理台の場所が足りず作業スペースがなくなったりしてしまう傾向があります。
設計する際に置く予定の家電や家具をリストアップし配置を考えておくようにしましょう。
次に多い失敗は、キッチンの高さが身長と合わないことです。
キッチンは毎日使う場所のため、少しでも高さが合わないと腰痛の原因になってしまい、大きなストレスにつながります。
身長を2で割って5cm分足した時の高さが目安と言われているため、設計の際に意識して取り入れるようにしましょう。
3つ目は、リビングで起きやすい失敗です。
日光が差し込みやすく開放感のあるリビングするために大きな窓を設置したことで、壁面収納の場所が充分に確保できないという失敗談があります。
子供の鞄やおもちゃなど、リビングに置くものは意外にたくさんあります。
大きい窓以外の方法で日当たりを良くするなど、収納スペースとのバランスを考えて設計することが大切です。
また、光熱費を考えてあまり床暖房を使わなくなってしまったというケースもあります。
キッチンに床暖房を設ければよかったと考える方が多いため、生活スタイルを想像し、床暖房が必要な場所を考えて設置するようにしましょう。
加えて、吹き抜けがある場合、冬場の寒さが気になるという失敗も挙げられます。
暖かい空気は上に上がってしまうため、冷暖房が効かず、冬場のリビングが寒くなってしまう場合があります。
日当たりが良くなり解放感が生まれる吹き抜けを設ける場合は、シーリングファンをつけることで、暖かい空気が循環し、寒さが改善します。
□まとめ
注文住宅で起きやすい失敗について、お風呂場、キッチン、リビングの場所別にご紹介しました。
後悔しない素敵なマイホームにするために、事前によくある失敗を知っておきましょう。
当社では経験豊かな専門家により様々な相談のサポートを行っておりますので、お気軽にご相談ください。
吉原 健壹
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