既存の住宅をリフォームしたいと考えている方もいらっしゃると思います。
リフォームを行うことによってさらに住宅の性能を良くできるのはもちろん、実は控除を受けられたり、補助金を受け取ることが可能なのです。
せっかくリフォームをするならこれらの対象となるようなものを取り入れたいですね。
こちらではリフォーム時にはどのような控除や補助金を受けられるのか、種類や要件についてご紹介していきます。
グリーン住宅エコポイント制度
こちらは現金ではなくポイントをもらえる制度となっていますが、一定の性能を持つ住宅にリフォームした場合、あらゆる商品と交換できるポイントが付与されます。
工事の内容によってもらえるポイントは異なりますが、交換できる商品は掃除機からテレビ、冷蔵庫などの家電をはじめ、ソファやテーブルなどの家電も選択可能とされています。
ただし、現在交換商品を掲載するホームページの準備中により、申し込みはまだできない状態になっていますので、ご注意ください。
グリーン住宅エコポイント制度の特徴と要件
グリーン住宅エコポイントを利用するには、リフォームの場合最低5万ポイントの工事が必要となります。
付与されるポイントと工事の種類の一例を挙げると、外壁、屋根、天井、床の断熱改修+耐震改修等をすれば合計で5万ポイント以上となります。
リフォームの種類には様々なものがありますが、発行されるポイントを知った上でリフォーム内容を決めるのが望ましいですね。
また、若者や子育て世代と、一般世帯では付与されるポイント数が異なる点にも注意が必要です。
若者、子育て世帯の場合は既存住宅があった場合、上限ポイント数が600000ポイント、なかった場合は450000ポイントです。
一方一般世帯の場合は既存住宅があった場合は450000ポイント、なかった場合は300000ポイントの上限となっています。
ZEH住宅補助金制度
環境に優しいZEH住宅にするには新築である必要はなく、リフォームでZEH住宅にした場合にも補助金制度が適用されます。
断熱制度を上げることによってエネルギー効率を良くしたり、消費エネルギーを削減することができるとあって、近年注目されている制度です。
ZEH住宅補助金制度の特徴と要件
リフォーム内容によって最大1戸あたり115万円の補助金を受け取ることができるので、十分リフォーム費用に当てられますね。
断熱性能を高くしたり、エネルギーを生み出す太陽光発電システムを設置することによってZEH住宅にできます。
自治体によって受けられる制度が違う
今回は全国的に発足されている制度をご紹介しましたが、実は各自治体によって受けられる制度が異なります。
リフォームを行う際にはリフォーム時に使える支援制度をインターネットで調べると良いでしょう。
「地域公共団体における住宅リフォームに係わる支援制度検索サイト」が便利ですので、ぜひ試してみてください。
吉原 健壹
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